仙骨調整院セイクラムバランス〜仙骨(仙腸関節)肩こり・腰痛・膝痛・関節痛・精神的疾患等に〜

コラム(知ってますか?体のこと)

歩くことは脳にも良い!
歩くことは体の姿勢などだけではなく、脳にも良いというお話です。
これは、脳研究で有名な池谷裕二さんの記事をお借りしています。

なぜ歩くと脳に良いかというと、歩くとシータ波(θ波)という脳波が出るためです。

ものを思いつくのに良い、“ 三上(さんじょう)”という言葉があります。
三上の1つめは“馬上(ばじょう)”で、
いまなら電車や自動車の中。

2つめは“枕上(ちんじょう)”で、布団やベッドの上。

3つめは“厠上(しじょう)”、つまりトイレです。

厳密にいうと歩くという動作がθ波を放出させているわけではなくて、
場所が変わるという環境の変化が要因です。
それはなぜかというと、脳は場所に敏感だからです。

これは私たち人間の祖先が野生のとき、
生きるために獲物や食料がどこで獲れたかを確実に覚える必要があったことに関係すると考えられます。
ずっとデスクに座っていても、アイデアはなかなか出るものではありません。
どういうときに出るかというと、
フッと席を立ったときなど。
トイレというのはデスクから動いた直後ですよね。
布団やベッドの上というのは一体どういうことかというと、
実は眠っているときにもθ波が出ているからです。
また、トイレに行くときに思いつく、
眠っているときに思いつくのに重要なのは「考え続けていること」です。
休んでしまうとダメ。
一番いけないパターンは、煮詰まったからと言い訳をつけて、
お酒などで脳をリセットしてしまうことです。

 私が高校生のときに、百人一首を1週間で100句すべて覚える課題が出て困ったことがありました。
単語帳の表側に上の句、
裏側に下の句を書いて憶えたのですが、なかなか憶えられません。
イライラして台所のテーブルのまわりをグルグル回ったのですが、
そうしたら憶えられたのです。
いま考えると、あれも歩いていることがポイントでした。

θ波が出ていると、「情報の吸収力」が高まります。
アイデアを出すのも記憶を留めるのも歩いたり場所を変えるといいのです。
私も実際に実験のアイデアを思いつくのは移動中、大学の行き帰りが多いです。
これは動物実験でわかっているのですが、

(1)自分の足で歩いているとき。
(2)乗り物に乗り動かしているとき(人がクルマを運転している状態)。
(3)固定されたままリモコンで乗り物が動かされているとき(人が電車に乗っている状態)。

これらすべての状態でθ波が出るのです。最もθ波が出るのはやはり(1)ですけどね。


と述べられています。
歩くことで脳も活性化するようですね、頭と体のためにもよく歩くようにしましょう!


池谷さんの本は幾つか出ていますが、どれも分かりやすく
脳のことについて書いています。
興味のある方はぜひ一読してみてください!












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