今回は、何もしてないのに腰痛になる人が居ます。
このタイプの腰痛についてです。
イスに座りっぱなしの職業の人が多いです。
何にもしてないといっても、実は座りっぱなしというのはやはり腰に良くないことです。
どういうことかというと長時間、イスに座り続けていると、
ハムストリングス(太ももの裏の筋肉)の萎縮が起きます。
そうすると、骨盤が後ろに引っ張られる、いわゆる骨盤後傾が起きてしまいます。
後傾してしまうと、腰椎の適度な反りがなくなってしまい、
さらに脊椎の適正なS字湾曲もなくなってしまいます。
するとそれが腰痛となって現れてくるのです。
ですから、長時間イスに座り続けたりせず小まめに立ち上がったり、適度な運動をすることが
このタイプの腰痛の予防策です。
特に女性の場合は、男性に比べ、骨の太さや筋肉の量が少ないですから、
どうしても骨格が歪みやすくなりますので注意しましょう。
女性の場合はさらにホルモンの関係もあります。
これは次回に述べたいと思います。
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