疲れにくく風邪などもあまり引かない人、
反対に疲れ易くしょっちゅう風邪を引いてしまう人(冷え性の人もそうです)が居ます。
前者がいわゆる「陽の体質」で、後者が「陰の体質」の持ち主です。
では、陽の体質、陰の体質とは何でしょうか?
実は、これはナトリウムが体外にすぐに出てしまうかどうかなんです。
陽の体質というのは、ナトリウムが体外に出にくい、
反対に陰の体質はナトリウムが体外に出やすい人のことなんです。 ナトリウムとは「塩」のことです。 ですから、塩持ちの良い体質が陽、塩持ちの悪い体質を陰と言います。
どういうことかというと、ナトリウムが体から出てしまうと、
ふらふらになって力が入らなくなってしまいます。
(某国の収容所は塩っけの食べ物を食べさせません!) ですから、汗をたくさん掻いた後は、塩っけのあるものを食べたくなりますね、 また大量の発汗があった場合は塩化ナトリウムを取らないと危険な状態になります。 (特殊な作業をしている人たちは、錠剤を持って仕事をしています)
これを日常に当てはめると、疲れやすい人というのは、
ちょっと動いただけで必要以上にナトリウムが汗や尿などで
すぐに体外に出てしまう人です。 反対に陽の人は、ちょっとくらいではナトリウムが体外に出ません。
ですから、陽の体質にするには、塩持ちの良い体にする必要があります。 しかし、これは根本からの体質改善をしないとなりません。
次回に続く。
|